酵素の多くが単体で機能することができず、補酵素のサポートを必要とします。補酵素はビタミンやミネラルであることが多く、体内で作ることができないので、外から摂取する必要性があります。
補酵素は酵素が行う化学反応に必要な成分であったり、化学反応の結果発生した成分を引き取って運ぶはたらきを持っています。
酵素と補酵素は互いに密接な関係にあり、補酵素であるビタミンやミネラルの中にも酵素がなければ体内で化学反応を起こすことができないものもあります。
生の野菜や果物は、酵素やビタミン、ミネラルが含まれていますので、一挙両得です。
サラダなどが食べづらければ、ミキサーでスムージーにすれば美味しく、しっかり量も摂れるのでオススメです。
補酵素として働くビタミンといえば、ビタミンB群です。糖質や脂質をエネルギーに換えるなど、ダイエットに必要なビタミンでもあるので、酵素を摂るときに合わせて摂るように意識するとよいでしょう。ここで補酵素としてビタミンBの働きをまとめてみました。
ビタミンB1 :糖質を代謝してエネルギーに変換するために必要
ビタミンB2 :脂肪を代謝してエネルギーに変換するために必要
ナイアシン(ビタミンB3): 炭水化物や脂肪の代謝に必要
ビタミンB5 :糖質、脂質、たんぱく質の代謝に必要
ビタミンB6 :たんぱく質やアミノ酸の代謝に必要。
その他、血液や筋肉が作られる作用をつかさどる酵素を助ける働きも。
ビオチン(ビタミンB7):糖やアミノ酸の代謝に必要。