「おばあちゃん」と総称で呼ぶ?それとも素敵な名前で呼んでいる?
「高齢者」って、だれ?
こんにちは。
“要支援でも健康寿命100歳”を応援する気功整体師の奥野浩史です。
私たちは日ごろ、高齢者の健康を促進するためのレッスンをしています。
新しいレッスンを受け持つと、まずはお一人お一人のお名前を覚えることから始まります。
一日、二日で覚えられるものではありません。
「田中さん」「鈴木さん」…ではなく、「田中俊之さん」「鈴木博子さん」など、 名字だけではなく、名前も一緒に、毎回少しずつ。
例えば「ひろこさん」と言っても、博子、寛子、裕子、…いろいろな「ひろこさん」がいる。
だから、違う漢字を書いてしまうと、何か違和感が出てくる。
一人に一つ、その人だけの素敵な名前がある。
「高齢者さん」と呼びかけたって、誰も答えてはくれません。
「田中俊之さん」「鈴木博子さん」と呼びかければ答えてくれます。
私たちは日ごろ、高齢者がお客さんですが、 本当のお客さんは、「田中俊之さん」「鈴木博子さん」なのです。
それが、信頼関係を築いていくうえで重要なことです。
一人一人の素敵な名前を大切にしていきましょう。