こんにちは。“要支援でも健康寿命100歳”を応援する、気功整体師の奥野浩史です。
電車で席を譲られたこと、ありますか?
このコラムをお読みいただいている皆さんは、まだまだその年齢ではないでしょうね。
むしろ、そのような年代の方の健康づくりをサポートする立場の方が多いでしょう。
私56歳。先日東海道線の車内で、女子中学生3人組に、人生初!席を譲られました。
今まで考えたこともなかった展開に、一瞬フリーズ…
そしてそこから学んだことを、3回シリーズでお届けしたいと思います。
今日は第1回目「必要なのはリスペクト」。
私はなぜフリーズしたのか?
自分はまだまだ若いと思っていたから。その一言に尽きます。
56歳なら、まだそんな年齢ではないでしょうが、彼女らから見たら、自分の親よりも上の世代。
席を譲る対象なのでしょう。
この「まだまだ若い」…
あなたのクライアントである高齢者の方々も、皆そう思っているのです。
口では「私はもう歳ですから~」といつも口にしているとしても。
だから決して、「年寄り扱いしない」こと。
でも、歳なりに体の不調を抱えていたり、体力も低下しているはず。
だから「歳なりの配慮」はもちろん必要。
そしてなにより大切なのは、「リスペクト」すること。
あなたが働く現場では、あなたは「先生」と呼ばれていても、あなたの人生の大先輩、あなたの先生なのです。
リスペクトする気持ちがあれば、年寄り扱いすることもありません。
一人一人にきちんと配慮できます。
リスペクト。今日の現場から、早速意識してみてはいかがでしょうか。